• このエントリーをはてなブックマークに追加
進化するUFCのスター選手製造ノウハウ…明日のスターは誰だ!?■MMA Unleashed
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

進化するUFCのスター選手製造ノウハウ…明日のスターは誰だ!?■MMA Unleashed

2015-11-26 19:23

    Omasuki Fightの北米MMA抄訳コラム――今回のテーマは、恐るべきUFCスター育成のノウハウ!



    ロンダ・ラウジーとコナー・マクレガーは今やUFCの屋台骨を支えるスター選手となっているが、これはけして偶然の産物ではない。もちろん、この2人に魅力と才能があることには間違いないが、こうしたスター候補選手を一般に広くアピールするためには、繰り返し露出していくこと重要になってくる。そこにはUFCの一貫した売り出し戦略がある。エンターテインメント業界やスポーツメディア業界で経験豊富なスタッフを採用し、人脈を最大限に活用することで、UFCはいま、この分野でどんどん進化してきている。


    2013年のUFCの屋台骨を支えたのは、ジョルジュ・サンピエールとアンデウソン・シウバという2人のスター選手だった。この年のPPV売上件数600万件のうち、この2選手だけで実に315万件を売りさばいたのだ。この2人が一線を退いた2014年のUFCは、柱となる選手の不在に苦しみ、PPV売上は低迷した。しかしこのころすでに、2015年にはラウジーとマクレガーをプッシュして事業を立て直していくべく、計画が練られていたのである。


    ラウジーは「エレンの部屋」(The Ellen Degeneres Show)、「ジミー・キンメル・ライブ」(Jimmy Kimmel Live!)、「トゥナイト・ショー・ウイズ・ジミー・ファロン」(The Tonight Show with Jimmy Fallon)といった地上波トークショーに相次いで出演、Rolling StoneやEsquireといった雑誌にもストーリーが掲載された。UFCはロンダを、何百万もの人が目にするポップカルチャーの中心に押し出したのだ。MMAメディアやスポーツメディアだけに頼っていたのでは、すでにMMAのファンである層にしか届かない。メインストリームメディアでの露出は、やはり反応が違う。ロンダという存在が、より広い層に届き、新たなファンの獲得につながり、ロンダの名前がブランド化していくのだ。ポイントは、ロンダをMMAファン向けに売り込むのではなく、まったく新規の層に売り込んでいくことにある。


    たとえば「エレンの部屋」は、昼間に放送されている高視聴率のトークショーである。視聴者層の中心は18~49歳の女性、まさにUFCがラウジーの売り込みを行いたい層である。実はUFCでは「UFC193: ラウジー vs. ホルム」のプロモーションを、このトークショーの人気司会者エレン・デジェネレスのTwitterアカウントからスタートさせている。


    この記事の続きと、新説1・4事変、鈴木秀樹が語る諏訪魔vs藤田、滑川康仁、日菜太、金原弘光インタビュー、棚橋弘至パワポ劇場などが読めるお得な「9万字詰め合わせセット」はコチラ  http://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar920826

     
    この記事は有料です。記事を購読すると、続きをお読みいただけます。
    ニコニコポイントで購入

    続きを読みたい方は、ニコニコポイントで記事を購入できます。

    入会して購読

    この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。

    コメントを書く
    コメントをするにはログインして下さい。