事情通Zがプロレス業界のあらゆる情報を線に繋げて立体的に見せるコーナー「プロレス 点と線」。今回はのテーマは「ヴァンダレイ・シウバの行方」です!(聞き手/ジャン斉藤)






――ニュースです! ヴァンダレイ・シウバがUFCから契約解除され、晴れて自由の身となりました。

事情通Z あいからわずMMAの話題は弱い私なんですが、ヴァンダレイって引退してなかったっけ?

――引退してます。その発端は、一昨年7月にUFCでチュール・ソネンと戦うはずが、抜き打ちのドーピング検査を拒否して逃亡。公聴会も欠席したことでネバタ州のアスレチックコミッションから永久追放を処分を受けました。

Z ネバタ州がライセンスNGということは、ほかの州でも発行はされない。

――現在その処分は解除されましたが、ライセンスが取得できないことからアメリカ国内では試合ができない。アメリカ国外で試合をしようにもUFCとの契約が残っている。UFCは国外大会を開催していますが、アスレチックコミッションの処分を受け止めヴァンダレイを起用しない。追い込まれたヴァンダレイは引退の道を選びUFCに逆ギレ。Facebookで「UFCは八百長をやっている。証拠もある!」と書き込んだことでUFCから訴訟を起こされていました。