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オタクとは、岡田斗司夫さんがいうところの、「戦車や戦艦に美少女くっつけただけの企画」を心底楽しむことができるひとたちです。心底楽しむには「見たいものしかみない」という姿勢が必要になります。
たとえば、戦車は殺戮兵器です。戦車に興味を持ったのなら、それがなしてきたこと、例えば太平洋戦争における沖縄での地上戦に目を向けることが求められます。しかし、そんな嫌なことに見ると、せっかくの戦車のかっこよさが台無しになってしまいます。なので、戦車のかっこよさを汚す歴史はなかったことになります。
そんなわけで、戦車に興味をもって反戦運動に関わるようになったオタクや、逆に戦争の必要性に目覚めて革命家を志すオタクは存在しません。
美少女にしても、「この絵を描いたイラストレーターの労働環境は大丈夫なんだろうか」なんてことをオタクはまったく考えません。だって、美少女を純粋に楽しめなくなりますから。
>>1
ん?
だから岡田さんは、オタクとはその事象に関わることなら異常なほど、偏重と言えるほど興味があって知識がある人のことで、そうじゃない人はオタクとは言えんのじゃあ、って書いてるんじゃないか。
岡田さんの著書読めばわかるじゃない。
例えば岡田さんが戦車オタクなら、当然のように戦車に関わる裏話や社会的なことや政策秘話など、あらゆることに関する話をしてくれると思うよ。
宮崎駿の裏話や、アニメ制作の裏話を岡田さんはしてくれるじゃない。
オタクってそんなことにまで興味が出てくるんだよ。
>>2
岡田斗司夫さんが勝手にオタクとはこうあるべし、みたいに言い続けても、そんなん面倒くさいと一蹴されてしまいますよ。岡田さんがオタクの代表を標榜するのは勝手ですが、興味や知識を追い求めるという、岡田さんの理想のオタクみたいなのは、絶滅の危機にさらされているというか、たぶん絶滅寸前です。
岡田さんが戦車オタクだったら,戦車に関するあらゆる話をするというのは納得ですね。戦車が殺した人間の数とか暗記してそうです。戦争肯定しているひとが戦車にハマるのはちょっと怖い気がしますけどね。
ところで、kinmokuseiさんは岡田斗司夫さんに「オタク」とはなんでしょう? って聞かれたらなんて答えますか。
>>4
岡田さんはオタクとはこうあるべし、って語る人じゃないと思うんですよね。勝手なイメージですが。
彼は、「自分が考えるオタクとはこういうものじゃあっ」て言ってるだけで強制するような頑さはあまり感じないです。
私の考える「オタク」ですか。
オタクについて深く考えたことはありませんし、研究したこともないので、今少し考えた思いつきですけど、
「ある事柄について、自分にしかわからない楽しみを見つけ出し、それについてとことん追求している人」
でしょうか。
それができる環境と時間的余裕、心の余裕がないとなかなかできないでしょうね。
あるいは、他のものに全く目が向かない偏狭な感覚を持っている場合もあるでしょう。
その道のプロはみんなそうですよね。学者なんかもそうでしょうか。
みんな何かしらオタク的な要素は持っていると思います。
戦艦や艦隊に女の子をくっつけた企画を作る人は、マーケティングオタクなのかもしれないし、儲けることに対するオタクなのかもしれません。
感覚が違う人に、「ほら、これが良いんだろう」って言われても面白くないということなんじゃないでしょうか。
>>5
うーん、なるほどです。