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おはよう! 岡田斗司夫です。
メルマガ読者の方から、多数質問をいただいています。
かたっぱしから答えてみましょう。
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「視点を変える力」
ロックさん/34歳/既婚会社員/無料メルマガ
こういう認知力や、視点を変える力を鍛えるためにはどのような方法が有効だと思いますか?
よろしくお願いします。
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でも、せっかく聞かれたんですから、簡単な方法を一つ紹介してみます。
それは何か?
ロックさんの中にも”偏見”があると思うんですね。
誰の心の中にも偏見はあります。
例えば、「日本人は韓国人より上だ、中国人は劣っている」とか、「男は女より優れている/女は男より優れている」。
あるいは、「ネットをやる人間は偉くて、ネットできないヤツは情弱のバカだ」、「金を持ってるヤツが偉い」でも。
なんでもいいです。それを”偏見”といいます。
相対化とは何か?
色んな視点から光を当てて、自分が持ってる偏見を徐々に溶かして無くしていくことが”相対化”です。
ところが、相対化して知性を上げてしまうと、その人の見識には独自性がなくなっちゃうんですよ。
つまり、頭がいいやつのサークルに行くと「そうだね、それも確かだね」で、だいたい話が終わっちゃうんです。
「どうやれば自分独自の視点を持つのか?」に答えます。
その合理化は”屁理屈”でもいいです。
でも簡単な方法もあります。それは自分の中の偏見を、屁理屈でも合理化してみることです。
(次号に続く)