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「カリスマはお金なしで人を動かせる」
でも私は、「カリスマになれば、お金がいっぱい入ってくる!」ことを強調したいわけじゃありません。
制作総指揮のジョージ・ルーカスというより、作品自体がカリスマとなり、クリエイターを引き寄せています。
会員の提案が面白ければ、ホリエモンは「じゃあ、一緒にやろう」とビジネスを進めていく。
参加者はボランティアどころか、毎月1万円払って、ビジネスモデルを提案し、仕事をしているわけです。
社長が「おっ、それは面白そうだ、やろう!」となったら、そのプランは実現化していきますが、これはあくまでも給料に対する見返りです。
さらに、カリスマがプロジェクトを進めるとなったら、さらに忙しくなるわけだけど、参加者はそれもまた楽しんでいる。
「こんなビジネスを始めませんか?」「有利な条件でお金を貸しますよ」などなど。
バブルの頃には「100万円出資してくれれば、翌年には200万円になりますよ」なんて、今では信じられないくらいおいしい儲もうけ話がそこかしこに転がっていたんですよ。
そういう人の元には、面白いアイデアや有能な人材が次々にやって来ます。
あるいは、「私はお金は持っていても使い途がないので、上手に使って何か面白いことをやってほしい」という話まで持ち込まれたりします。
カリスマ論