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おはよう! 岡田斗司夫です。
メルマガ読者の方から、多数質問をいただいています。
かたっぱしから答えてみましょう。
「漫画家志望ですが、神話は学ぶべき?」
僕は漫画家志望なんですが、知り合いの漫画編集者から「お前は神話を学べ!」と言われました。
漫画を描く上で神話を学ぶ意味はあるのでしょうか?
この本はジョージ・ルーカスが研究して、『スター・ウォーズ』の下敷きにしたことで有名なんだ。
さらに全体では12ステージに分けられる。
第1幕は「出立、離別」、これは5ステージに分けられる。
モス・アイズリー宇宙港に行き、ハン・ソロたちと出会って、新たな冒険の旅へ出る。
というわけで、スターウォーズは神話的な構造で出来ているんだよ。
なぜならストーリーが書きたいんじゃなくて、絵を描くのが好きだから。
なのでストーリーが思いつかない人が多い。
フォーマット通りに作っても、ある程度の物語はできる。
現にスターウォーズは神話の12のステージ通りに作られている。
僕らが見てもパクリとは思わないし、すごくしっかりとしたお話に見える。
知り合いの漫画編集者は、こういう意味で言っていると思う。
でも思いつかないのなら、古臭いなんて言ってる場合じゃないよ(笑)
なので、神話を勉強するのはいいと思います。
話を作るのが苦手なら神話を勉強する方がいいと思います。