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11月に公開されるや日本中を魔法の世界に誘い、大ヒットを記録している『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。シリーズ作品として歴代最高額の世界興行収入をあげた「ハリー・ポッター」シリーズ全8作に引き続き本作の製作を務めたのはデイビッド・ヘイマン プロデューサーだ。約5年ぶりに手掛ける大ヒットシリーズの新作を手がけた思いをうかがった。
――今回のメインのお仕事は何でしたか?
クリエイティヴな側面は、すべて関わっているよ。脚本に対してのコメントもしたし、デザインに関しても。プロダクションデザインも衣装もね。もちろんキャスティングもね。言ってみれば、僕は監督のパートナーみたいなものかな。
それと、スタジオとのやり取りだ。ワーナーはとてもサポートしてくれて、監督が作りたい映画を作れるように僕もサポートした。編集もビジュアルエフェクトも、アニメーションのディレクターを紹介もした。マーケティングもフランチャイズもかかわっている。僕は映画には詳しいほうだから(笑)。
――映画ですが、とても楽しかったです。意外性もあって腰を抜かしましたが、もっとも力を入れた要素は何ですか?
キャラクターかな。この映画を観た時に、入り込める理由はキャラクターにある。それがないと、ただのモノになってしまう。でも、ニュートたちのことに共感できるからストーリーに引き込まれ、魔法もすごく面白く思える。魔法の動物も大事ではあるが、ニュートがまず大事で、彼と動物とのかかわりをしっているから楽しめる。
――ニュートという人物は、どのように作り上げたのでしょう???
バスター・キートンのようなしなやかに動くキャラクターで、エディはしなやかに動ける人だからね。それに、シルエットがいいと監督が言っていた。彼はアウトサイダーで、どっちかと言うと、人間じゃなくて動物といたほうが楽なタイプだね。ストーリーの主人公としては、ちょっとめずらしいかな。でも、よくいるでしょ? 彼みたいな社交的じゃない人。でも、人間としては悪い人間じゃない。そういうキャラクターだ。
――原作者のJ・K・ローリング氏ですが、共同作業を経て、どういう人だと思いましたか?
書く人、だね。別に金儲けが目的ではなくて、クリエイティヴな力があるから書いている。もんすごく寛容で、皆でコラボレーションを歓迎する。わたしたちが作りたい映画を、自由に作らせてくれたよ。何か助けを求めれば、いつも傍にいてくれた。それに、ハードワーカーだ。でも、全然エゴがない。彼女の中から、ものすごい量のアイデアがあふれ出てくる人だ。
映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は大ヒット公開中!
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■映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』公式サイト
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