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「俳優で大切なことは何ですか」と問われ「見た目が大事だと思いますね(笑)」と答えたのは個性派俳優・片桐はいりだ。「人と違うことが大事。すごく綺麗、すごくカッコいい、すっごく面白い顔とか、すっごく四角いとか」。

10月16日に放送された『大!天才てれびくん』(Eテレ)の「人の話を聞け」というコーナーに出演した時に答えたものだ。

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『大!天才てれびくん』公式サイトより
このコーナーは聞き手である出川哲朗に、「てれび戦士」の二人の子どもがカンペに思い思いの質問を書き指示。そのうちから出川が選んだ質問をゲストにぶつけるというもの。最終的には解説役であるサンキュータツオがどちらの質問が良かったかを判定する。

子どもたちが質問を考えるため、普通のインタビュアーではなかなか聞けないような質問が飛び出すのが特徴。
たとえば、この日も、片桐はいりに向かって「自分の個性は分かってる?」という質問が出たりするのだ。「あんな質問されたの初めて」と後に振り返った片桐は一瞬絶句。答えに窮し、「え? 面白い顔ってこと?」と聞き返す。しかし、「自分が周りから変わってる、個性的って言われるけど全然意味がわからない」という子どもの質問の真意が分かると「子供の頃から変わってるって言われてました。でも子供の頃はやっぱり何が違うんだろうって悩んでましたね」と丁寧に答える。「周りに合わせようとは思わなかったです。むしろなんかして目立ってやろうとか思ってましたね」
さらに「個性的だから俳優になったの?」という質問には「面白い顔だから舞台に出たら舞台で目立ち、舞台に出てるうちにテレビにも出ませんかとなり......みたいな形で、顔にひっぱられた感じですね」と笑う。

子どもたちがカンペに書いた質問は、片桐はいりのやさしい個性や、趣味は映画館に行ってもぎりをすること、などという意外な素顔を引き出していた。そして最後に「自分を好きになるためには?」と質問。
「難しいですね......」と少し考えた片桐は、親であれば子どもがどんなに出来が悪くても可愛いはずと例に出して言う。
「親のような気持ちで自分を見るといいんじゃないですかね。親目線で自分を見る」
それは子どもたちが道に迷った時、自分をむやみに傷つけないですむような道標、いわばカンペになるような、悩み多き少女時代をすごした片桐はいりらしいやさしい助言だった。

文=てれびのスキマ(http://d.hatena.ne.jp/LittleBoy/)

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