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不動産バブル指数ってなに?
不動産バブルとは、不動産の価格が高騰することをいいます。日本でも、1986年から1991年まで、地価が上昇し好景気に沸くバブルの時代がありました。1990年代にバブル景気がはじけ、地価や株価が下落していきます。日本経済は不況に陥り、有名企業が多数倒産しました。
不動産バブル指数とは、スイスの大手銀行であるUBSがまとめた指数です。バブルの兆候があるかどうかを示すもので、毎年レポートとして発表されます。単に不動産の価格が高いというのではなく、経済成長に見合った動きをせずに過剰な価格高騰がみられることなどを指数として表します。指数が高ければバブルがはじけてしまう危険性が高いことを示します。
不動産バブルが起こると、一般人が不動産を手に入れにくくなってしまいます。また、実態にそぐわない価格の暴騰により、バブルがはじけてしまったときに資産価値が目減りしてしまうことになります。
2015年のレポートでは、イギリスのロンドンと香港の2都市にバブルの兆候があるとされました。今回、2016年9月にUBSが最新版を発表しています。