やっとまとまったよ
もきはる世代の出走回数(JRAのみ)が多いなと感じまして、年代ごとに飼養管理をまとめてみました。前年度からの変更点は黄色で、赤文字は前年度より増えたモノです。
2018、2019世代がえぐいくらい動かなかったというのもありますが、2020年産駒から成績は向上しています。因みに2018年産駒稼ぎ頭は浦和小久保厩舎のジョーロノ、2019年産駒は皆さんもご存知の、むしろ皆さんの方がご存知の大井福田厩舎クールフォルテです。2020年産駒はモーメントキャッチが稼ぎ頭(未勝利)ですから、弊社もシュシュブリーズに救われてますねえ。
ただ、表の通り2020年産駒から特別なにか変えたという年ではないので、「なんか知らんけどえいやーで走ってるな」という実感。強いて言えばルーサンの量が増えている位ですかね。その弊害なのかOCDと腰フラ(ウォブラー)率が増加しております。まあ2点とも今のところは血統によるものなのかな?と思う所ではありますが、今年の大幅な血の入れ替え後も続くようでしたら、ちと考えなくてはなりませんね。因みにOCDは箇所にもよりますが競走能力にほぼ影響はないので「OCDの増加」はそこまでナーバスになる必要はないです。しかし、腰フラは本当に困ります。競走馬になれないですもん。ここ数年は生産馬の5%くらいが発症している印象だなあ。ただし、一部の保険会社は今年から腰フラによる競走能力喪失は「掛け金の7割」までしか支払われなくなりました。ということは、他所も多いんだなと思う。これが血統によるものなのかボディコンディションを追い求めたことが要因なのか今後も注意深く見ていきたいと思います。
さて、2020年世代の活躍は「なんかしらんけど走ってる」という現状ですが、大きく変化したのは2021年世代からです。獣医によるボディチェックと配合飼料をグランプリからバランサーの(NBエッセンシャル)に変更したこと、そして、表を見てわかる通り大幅に餌の量が減りました。それでいてボディコンディションはキープできていますから、今までマジで無駄に餌をやっていたなと痛感しております。これで更に成績もでてくれたら嬉しいなあと思う今日この頃です。
おわり