TM NETWORKのGet Wildを始めとした数々の名曲を作詞されている
シンガーソングライター小室みつ子さんのライブにギタリストとして
参加させていただきました。とても素晴らしい経験をさせていただきまして
大変光栄でした。
小室みつ子さんとのライブで、僕がどんなギターのアプローチを
したのかということを、公開したダイジェスト動画の中から
ちょこっとだけ聴き所を解説します♪
https://www.youtube.com/watch?v=k5HZJyR2KEY
1つ目は、僕が「スケールの法則」で説明しているコード感を
出すテクニックなのですが、多くのギタリストは「単音のソロ」
になってしまった時にコード感を出す事を苦手としていますので、
僕はosmosisというバンドを始める時に単音のソロの速弾きではなく
ピアニストのような和音的アプローチを、ジャズギターではなくて
Pop/Rockで使えるようにしました。
動画の5秒~12秒のギターリフと、1分16秒~24秒は、
同じメロディを弾いているのですが、演奏の表情を変えています。
このリフは、小室みつ子さんがとても大事にされているリフなので、
僕は2種類のアプローチでダイナミクスをつけました。
後半の方は和音にアクセントがつきながら、和音のトップノートで
メロディを弾いています。
2つ目は、僕の右手のピッキングはギターマガジンのスタッフに
R.A.S.式と呼ばれていまして、リラックス(Relax)したまま、
アタック(Attack)とスピード(Speed)を調整することが出来ます。
動画の5分58秒~6分50秒の間、高速でトレモロピッキングを
していますが、音量を下げて演奏しています。普通は速度が早くなると
音量が上がってしまいますが、僕はこのフレーズの時にピックの先端の
1ミリ未満の所で弦にヒットさせることで他の箇所よりも音量を
下げて、サビのメロディを邪魔しないようにしています。
小室みつ子さんの詞と歌の世界を堪能していただきながら、
ギターに興味のある方は、そんなところを楽しんで頂けたら幸いです♪
最後に写真を♪TM NETWORKの木根尚登さんからのお花です☆会場に飾ってありました☆
僕の左手です♪小室みつ子さんから頂きまして、会場で販売されていた
オリジナルブレスレッドです☆
https://www.youtube.com/watch?v=k5HZJyR2KEY