文◎谷川貞治(巌流島プロデューサー)……………金曜日担当
『巌流島』のオフィシャルサイトをリニューアル致しました。アドレスが変わりましたので、ご確認ください。→ ganryujima.jp
言いたいことはツイッターでほとんど言ったので割愛しますが、
今回で私は逆に転落ルールの不可欠さに気付かされました。
MMAとの差別化もそうですが、前へ出るしかないので必然KOが増える。
そして何より断崖式浴びせ倒しの怖さとムエタイの腰の強さを垣間見れたのが良かった。
浴びせ倒しみたいなのは谷川さんの言う様に体勢上の者のポイントでいいと思います。
嫌なら土俵際で踏ん張ればいい。そうやって競技レベルは上がっていくんです。
サークリルのアイデアは雷神にでも売り込むとしますか(笑)
ルール外の安全面はきちんと考えておきましょうよ。ルールの徹底もですけど。色々な想定があまりにも甘すぎると思います。
見てるものとしてはそういうところがおろそかだとはっきり言って萎えます。ルールを逸脱するラフファイトのショーが見たいならプロレスでいいですし、ガチガチの戦いが見たいならMMAやボクシング、他の競技があります。
巌流島はそのどちらにもまだなれてないです。面白い選手を集めても、競技(ルール)そのものがあいまいだと面白く見れるわけがありません。僕らはそのルールの中で「どう戦うか?」を見たいんです。きちんとした枠があって、その中で本気で戦う選手に自分を少し重ねるから面白いんです。熱くなれるんです。「すごい勝ち方をした」、「見たこともない技を決めた」をまるで自分のことのように熱く語れるんです。
1 亡くなった堀部師範がMMAとはダウンした後カウントを取らずに攻撃する事だと言う話があったのでどうしても差別化したいのなら寝技無しでダウンカウント有りにするしか無いと思います。
山田さんの言う寝技が実戦的じゃないというのならそもそもいるのかという話になりますし。
一度実験して評判が悪かったですが、豪華メンバーでやれば話が変わってくるかもしれません。
4 同体を野球のファールと同じく2回目までは両者減点した方が良いように思いました。
そうした時にジダみたいに流れを変える為にクリンチのように転落を利用する戦法を防げるかどうか。
6 日本古来から続くお祭りみたいで両立していたというか、何とかなりそうだとは思いました。
ルール改正は反則事項に「両者グラウンド状態でのあらゆる打撃技・投げ技・関節技・絞め技」を入れるだけでいい。
そして逆に顔面横肘・サカボ・踏みつけは解禁するんだ。寝技15秒以内のポジショニングはこれ迄通り有効。
つまり「一方以上がスタンド状態ならあらゆる攻撃が有効」という訳だ。
これならルールの盲点として、追い討ちとしての極め蹴り、サカボ、踏みつけ、カポエイラの蹴り、セントーン、ニーオンザベリーのパウンド、ニーオンザバック、
巴投げ・タックル等の捨身技、立ちアキレス・アンクルホールド・逆エビ・白目式腕固め・下からのヒールホールド等の立ち関節も有効。
マウントパンチは複数相手だと他の奴に頭蹴られて終わりという欠点がどうしても無視出来ない。
理想は佐山理論同様すぐに立てるニーオンザベリー(バック)。ここ迄来たなら実戦性に針を振り切ろう。
審判は「一方以上が足裏以外を床に着けていない状態かどうか」だけをチェックすればいいんだ。