総合格闘技の核が寝技護身術のグレイシー柔術なら、巌流島の核は立ち技護身術のクラヴマガでしょう。
今後は「立ち技護身術系」(クラヴマガ、システマ、シラット、ジークンドー、戸隠流忍術等)の対決路線にシフトするのが巌流島成功の近道だと思います。
面白い、珍しい武術が育つには目指すだけの土壌が必要です。
巌流島がその土壌になるよう祈っています。
面白かったですね。
瀬戸選手が気になったので、今回初めて有料のニコニコ動画を見ました。
中国武術修行者として瀬戸選手の勝利はうれしいですね。
表面的にはパンチぐらいしか「螳螂拳らしい」動きは出ていませんでしたが、やはりベースとして中国武術を練習しているからこその威力やスピード、バランス感覚だと思います。
瀬戸選手の場合、実戦の状況で使う技術として別の格闘技(総合格闘技?)の練習も積んでいるタイプのようなので、今後「螳螂拳らしい」動きを試合中に無理に使おうとすると、体の使い方などに混乱が生じて逆に弱くなってしまう可能性もあり、そこが少し心配。
もしかしたら山田先生がその部分をクリアする方法や技術を指導するのかな。
瀬戸選手だけでなく、巌流島の今後に期待しています。
>世界の伝統武術には寝技はほとんどない。実際の戦闘をリアルに念頭に置いた武術ほど、寝技は軽視されている。
世界の伝統武術に寝技はある武術は多い。少し調べればわかる。現代でも軍隊格闘技なら寝技を練習している。
>決して戦国期から、我が国にこのような技術が伝えられていた訳ではない。
これも真っ赤なウソ。昔の文献や巻物にもちゃんと書かれている。歴史を捏造するのはいただけない。
ちなみに今回見事勝利した蟷螂拳の瀬戸選手はグラバカジムで練習しており、MMAの訓練を積んだ。過去には瀬戸ドラゴン信介のリングネームでMMA大会であるDEEP TOKYO IMPACT 2012に出場している。
試合後の座談会の動画で谷川氏が「MMAとか出てないですよねえ?」と瀬戸選手に聞いて、しどろもどろに「ええ」と答えていたがちゃっかり出ている。二人とも実にしらじらしい。
今回の試合では蟷螂拳らしき技術をひとつも出せなかった。伝統武術の技術はリアルに近い?戦いで有効に使うことができないと証明した。
昔と違って真実は少し調べればわかること。ウソをつくのはよくない。