すばらしい競馬日和だ。
 京都競馬場に通い詰めていた学生時代に「競馬場に適温なし」という格言(?)を唱えていた。競馬場に来ると、いつも暑いか寒いかのどちらかで、快適な日はきわめて少ない。だが、今日は快晴で最高の気候だった。
 芝コースはまばゆいほどの鮮やかな緑だった。見た目通りの高速馬場で、11Rのマイル戦では準オープンながらレコードに0秒6差と迫る好時計(1分32秒0)が出た。馬の脚部への負担を考えると喜ばしいことではないが…。とにかく、時計勝負に対応できなければ上位争いは難しい。来週の天皇賞・春でも馬場適性は大きなファクターとなりそうだ。【太田尚樹】

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まさに競馬日和(撮影・太田尚樹)