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美浦トレセンの北馬場にふらりと足を運ぶと、懐かしい顔に出会えました。サクラローレルなど多くの名馬を担当した小島良太調教助手。某競馬週刊誌の連載コラムでご存じの方も多いでしょう。今年1月、調教中にラチの外に放り出されて頭から落ち、「もう駄目かも」と覚悟したほどの大けがを負ってしまったのです。頸椎(けいつい)を切開する大手術は10時間にも及びました。
治療とつらいリハビリを経て、この日はその事故以来、半年ぶりに調教に騎乗。無事に角馬場で1頭の稽古を終え、持ち前の明るい笑顔に安心しました。以前、自分が小島太厩舎を担当していた時、仕上げの腕や的確なジャッジには、何度も感心させられました。現場復帰はうれしい限り。威勢のいいコメントが、紙面に躍る日も近いです。
別れ際に「いくつになりました? もう50!?」と驚かれてしまいましたが、トレセンでの時間の進み方は不思議と遅く感じられるので無理もないかな(竜宮城と一緒です)。彼も相変わらず若く見えるけれど、たった6歳違い。けがの絶えない大変な仕事ではありますが、これからまた、たくさんいい馬をターフに送り出してくれることでしょう。【岡山俊明】
笑顔でVサインの小島良太助手。大けがから復帰して半年ぶりに調教に騎乗した
治療とつらいリハビリを経て、この日はその事故以来、半年ぶりに調教に騎乗。無事に角馬場で1頭の稽古を終え、持ち前の明るい笑顔に安心しました。以前、自分が小島太厩舎を担当していた時、仕上げの腕や的確なジャッジには、何度も感心させられました。現場復帰はうれしい限り。威勢のいいコメントが、紙面に躍る日も近いです。
別れ際に「いくつになりました? もう50!?」と驚かれてしまいましたが、トレセンでの時間の進み方は不思議と遅く感じられるので無理もないかな(竜宮城と一緒です)。彼も相変わらず若く見えるけれど、たった6歳違い。けがの絶えない大変な仕事ではありますが、これからまた、たくさんいい馬をターフに送り出してくれることでしょう。【岡山俊明】
笑顔でVサインの小島良太助手。大けがから復帰して半年ぶりに調教に騎乗した