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女性の不足しがちな栄養分といえば、「鉄分」。鉄分が不足すると疲れやすかったり、風邪を引きやすかったり、妊娠しにくくなるという不調まで起こしてしまうのです。生理で鉄分不足になりやすい女性は、日頃から「鉄分」との付き合い方を考えておきたいもの。
今回は一緒に、鉄分について見直してみましょう。

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鉄分不足による起こりやすい不調とは?

鉄分は血液中の酸素の運搬を助ける働きをします。これが不足すると全身の血液が酸欠状態になり、体の各部分で不調が出ることも。特に女性に起こりやすい不調をご紹介します。

1、貧血

鉄分不足で多く知られているのが貧血。「疲れやすい、だるい、めまいがする、元気が出ない」などの症状も貧血の1つ。いつもだるい人は、鉄分不足の可能性があります。

2、免疫力の低下

鉄分が不足すると病原体への抵抗力が低下します。そのため、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなります。

3、妊娠しにくくなる

鉄分が不足すると黄体ホルモンという女性ホルモンの分泌が低下し、妊娠しにくくなります。


鉄分のとり方のコツ

上記のように貧血から妊娠にまで関わってくる鉄分ですが、摂取方法にもコツがあります。

1、生理中~生理後は積極的に摂取を

鉄分は常に摂取を心がけて欲しいのですが、特に女性が鉄分不足になりやすいのは、生理中から生理後まで。「この期間はいつもより疲れやすい」という女子も多いのでは?特にこの時期は意識的に鉄分を多めにとるように心がけましょう。

2、食前食後30分間と食中はカフェイン厳禁

カフェインは鉄分の体への吸収を妨げます。そのため、いくら鉄分を摂取しても、同時にカフェインをとっていたら意味がありません。鉄分はカフェインとともに摂取しないこと。コーヒーや紅茶、緑茶などは、おやつの時のみ摂取しましょう。また炭酸飲料も鉄分の吸収を妨げる成分が入っていますので、同様に摂取を控えましょう。


身近な鉄分の多い食材

鉄分はとりすぎても体に不調を起こすのです。そのため、サプリメントよりは食事で適度に補うのがベスト。身近な手う分の多い食材をご紹介します。

肉類:レバー
魚介類:あさりやしじみなど貝類、海藻類(青海苔、ひじきなど)、青魚
野菜:切り干し大根、枝豆、ほうれん草、大豆(納豆、きなこ、あずきなど)、ごま
その他:卵、ココア、プルーン、干しぶどう
外食でも上記の食材をとるようにこころがけて、鉄分を味方につけてくださいね。

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