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世界で6300万部を突破し、エマワトソンが「これはママさん向けポルノね」と言ったことでも話題を呼んだイギリス官能小説「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」。恋愛経験のないウブな21歳の女子大生が、ひょんなことからイケメン会社経営者に出会い、恋に落ちて行く…という、女の子の妄想に妄想を重ねたようなストーリー。そしてさらにそこにエロというスパイスを加えたのが本作。
世界各地でヒットを飛ばすその見どころとは!というわけで、さっそく読んでみました。

英国ならではのセクシーな表現力に感無量

これって恋なの…?はじめての胸の高鳴りに動揺するヒロインのアナ。なんといっても彼女から見る彼(グレイ)への描写が色っぽいのが魅力です。例えば、彼の声。
「温かくてハスキーな声はまるで……とろけたダークチョコレート味のキャラメルみたい。―p45引用」
魅惑のとろけたダークチョコレート味のキャラメルボイス…!って、どんなものなのよ!と突っ込みつつ、脳内アドレナリンが止まりません。


とことん女の子のツボを押さえる彼の行動

酔っ払って好きな人に電話をしてしまうという経験、女の子なら誰しもがあるのではないでしょうか?そんなとき「おいおい、お前飲みすぎだよ」とか「気をつけろよ」なんて心配されるとキュンとしてしまいますよね。ここでもヒロインのアナが泥酔し、グレイに電話をしてしまうシーンがあります。グレイは冷静な対応をとりつつも、アナを叱ります。次第にアナはやけになって「じゃあ、おやすみ!」となかば強引に電話を切り、そのまま飲み続けます。酔っ払いすぎて隙ができ男友達に襲われそうになったときに登場するのが、そう、グレイ。この「他の男に絡まれているときに彼、登場!」という王道パターンが女心をがっちりと掴むのです。
なぜって?王道ながらも、こんな経験めったにないじゃないですか(笑)。このほかにも、普段はクールな彼のやきもちを焼く姿や、エレベーターのなかでの強引なキス…ときめきポイントをしっかり押さえています!


ちょっと気になるSMプレイ

ところがこんなにも胸キュンポイント満載なのに「純情可憐な恋愛小説」ではないのがこの作品の見どころ。彼、グレイには人とは違う性癖があったのです。それは、SMプレイ。手を縛ったり目隠しをしたりする、アレです。それもかなり強烈。何もかもがはじめてのうえに、そんな彼の秘密の顔があると知り、戸惑いつつも惹かれていくアナ。一体この先、どうなっちゃうの…?

あなたも気になる「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」の世界をのぞいてみては?

フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ

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