Vol.181
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          『そこそこ週刊・畠山理仁』

      フリーランサーを目指す人へ贈る 11の提言

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●なんで私に相談するかね
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 新年度が始まりました。
 入学、入社、入院、入国、転校、転入、転勤、転職、転向、転生、独立、退職、退学、廃業などなど、新しい環境での生活をスタートさせた方も多いのではないでしょうか。
 私はこれまでの人生で一度も会社員になったことがなく、まるまる18年間フリーランサーとしての生活を続けてきました。そのため会社組織のことはまったくわかりません。
 しかし、最近、こんな私でも、「フリーランスになって好きなことをやりたい」と考えている人から相談を受けることがありました。なんだかはじめて社会人として認められたような気がして、とても嬉しかったです。
 今、街には新入生や新入社員と思しき人たちがあふれています。人混みの中でもそういう人たちとすれ違うと「フレッシュだなあ」と羨ましく感じます。そんな希望にあふれる若い人たちでも、やはり未知の世界に飛び込んでいくのは不安も多いのだなあ、だから私なんかに相談するんだなあ、と思いました。
 その時は自分の経験から話せることを全部話しましたが、それが役に立ったか、また、これから役に立つかどうかはわかりません。しかし、やはりフリーランサーを18年間続けてきたというのは、それなりに意味があることではないか、よく続けてきたなあ、とも思いました。
 そこで今回は「フリーランサーの心の持ちよう」を書いてみたいと思います。