閉じる
閉じる
×
Vol.253
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
『そこそこ週刊・畠山理仁』
『i─新聞記者ドキュメント─』があぶり出した心の闇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●望月衣塑子記者と「N国」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
森達也監督が望月衣塑子記者の映画を撮っていることを知ったのは、今年7月22日の深夜2時頃のことだ。場所は「NHKから国民を守る党」が参議院議員選挙の開票センターを開いた赤坂の結婚式場。私はロビーの赤い絨毯の上に座り込み、話をしながらお菓子を食べている男女二人組を発見した。
こんな深夜に、ロビーの床に座ってお菓子。男性はムービー用のカメラをそばに置いているから、おそらくカメラマンだろう。女性はショートヘアでカラフルな洋服を着ているが、地べたに座っているところを見ると、おそらく記者だろう。
二人の手には美味しそうなお菓子が握られている。ダッ
この記事は有料です。記事を購読すると、続きをお読みいただけます。
入会して購読
この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。