『そこそこ週刊・畠山理仁』
Vol.286 「長谷川ういこさん支援のお願い」という文書について事実確認をした話
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●「スキャンダルでは」「追求したら」の声
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先日、ツイッター上に一枚の文書が写された画像がアップされているのを見た。
https://twitter.com/tani_soichi/status/1533683964631982080
参議院議員選挙にれいわ新選組から立候補予定の長谷川ういこ氏が、現在も「緑の党グリーンズジャパン」の会員である旨の記載があるチラシだ。
この文書には、「当選すれば緑の党から初めての国会議員が誕生することになります」「長谷川ういこさんからは、当選した暁には国会議員として緑の党の活動に尽力することと、財政支援として歳費等から6年間で2000万円以上のカンパを申し出て頂いております。」との文言があった。その画像を引用して、私のもとに「スキャンダルではないか」との声が寄せられた。
https://twitter.com/sangituyama/status/1534002702124204032
この文書をどう読むかは人それぞれだろう。しかし、私は次の2つの点が気になった。
1 長谷川ういこ氏の「党籍」は「緑の党」なのか「れいわ新選組」なのか、それとも「二重党籍」なのか、という疑問
2 「当選した暁には(中略)歳費等から6年間で2000万円以上のカンパを申し出て頂いております」との記述は公職選挙法の「寄付の約束の禁止」にあたるのではないか、との疑問
私自身は緑の党ともれいわ新選組とも利害関係はない。あくまでも取材対象と取材者としての関係だ。選挙を取材する者として「スキャンダルでは」との情報が寄せられたのだから、事実関係を確認しないわけにはいかない。
まずはこの文書が本物なのかどうかを確認する必要がある。
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