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Vol.304
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そこそこ週刊・畠山理仁
私がすべての選挙を取材しない理由
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●行きたくても全部には行けない
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「私の地元で面白い選挙が始まります。個性的な候補者が出るようです」
「素晴らしい人が立候補してくれます。一度取材してもらえませんか」
「自分で選挙に立候補することにしました。ぜひ取材に来てください」
「今やっている、あの選挙を取材には行かないのですか」
多くの人から嬉しいお声がけをいただく。選挙は毎週のように日本のどこかでやっているため、とてもじゃないが自分一人では情報収集が追いつかない。みなさんからの地元情報や内部情報提供は大歓迎だ。
しかし、こうした声をかけてもらうたびに申し訳なく思う。そして、ときどき深い悲しみで落ち込む。私自身は毎日選挙取材をしていたいくらい現場が好きだが、体は一つしかない。物理的にすべての選挙を自分で取材することは不可能だ。そのため、実際に取材に行く場合には、選挙を絞らなければならない。
そもそも日本は選挙期間が短すぎる。
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