Vol.305
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           そこそこ週刊・畠山理仁

        選挙取材にかかる経費をざっくり公開

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●選挙取材は裕福な人が担うべき仕事ではないか
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私は選挙取材をする際、「一人で候補者全員に接触する」というルールを決めている。この手法は他の人には真似できないだろうと思っている。たとえ一度はできても、継続できる人はいないだろうと思っている。

なぜか。

非常に経済効率が悪いからだ。

私の情報発信は特定の候補者を応援するものではない。特定の候補者を激しく批判するものでもない。「読んだら現場の面白さが伝わる」ことには自信があるが、「読んだ誰かが他人に勧めやすい読み物」ではない。もっと噛み砕いて言うと「面白くても儲からない」。

そもそも「仕事」として依頼を受けてから取材することがあまりない。自分が現場に行きたくて勝手に出かけてしまっている。