Vol.088
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           『そこそこ週刊・畠山理仁』

     双葉町民の苦悩 〜賠償請求する気持ちになれない〜

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●「自分の家に一時帰宅すると40μSvくらい被曝するんだよ」
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「私がここの仮設をお勧めしないと言っているもう一つの理由は、この地区は線量が高いというイメージがあるからなんです」

 私を仮設住宅の談話室に招き入れると、舘林敏正さん(59)は言った。日和田高倉応急仮設住宅では週に二回、敷地内2か所と周辺1か所の計3か所の空間放射線量を計測し、談話室前に掲示している。私が訪れた際の談話室前