『そこそこ週刊・畠山理仁』
Vol.100
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
『そこそこ週刊・畠山理仁』
暫定永久保存版「マック赤坂引退インタビュー」完全再現(1)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●私が「マック赤坂」にこだわる理由
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
お願いがある。一度でいい。ユーチューブ( http://www.youtube.com )で「マック赤坂 政見放送」を検索してほしい。ディスプレイが、あっという間にマック赤坂のスマイルで埋め尽くされるはずだ。
よく見るとスーパーマンの格好をしているものもある。おばあさんの格好をしているものもある。ガンジーの格好をしているものもある。ひとたび再生ボタンをクリックすれば、独特の「マック赤坂ワールド」が展開されるだろう。
しかし、この政見放送だけでマック赤坂を「わかった」と思うのはまだ早い。マック赤坂は政見放送だけでわかる男ではないのだ。
私は知っている。「検閲なしの政見放送」ですら映せなかったマック赤坂を。それは2007年の初出馬からずっと注目し、何度も取材してきたからこそ言えることだ。
「この人は冷やかしで選挙に出ているんじゃない。本気だ」
取材を続けるうちに、私は何度もそう思った。
マック赤坂はいつも全力で笑いを取りにくる。人々はその姿を見て笑い、時には嘲るように笑う。しかし、マック赤坂は決して「笑われている」のではない。マック赤坂が「笑わせている」のだ。
そのマック赤坂が今年7月の参議院選挙落選を最後に「引退」をするという。その理由は何なのか? マック赤坂はどこから来て、どこへ向かうのか?
ドンキホーテのように戦いを続けてきたマックを知る者として、記録を残しておきたいと思った。そこでマック赤坂が政治の世界を目指したきっかけから「コスプレ」を選んだ大真面目な理由、そして「引退」を決断するまでの経緯を今回じっくりと聞くことにした。
マック赤坂を「ただの変わり者」と笑うのは簡単だ。上から目線で「変わり者」に対して優越感を覚えるのも一つの生き方だろう。しかし、あなたには「マック赤坂になる勇気」や「マック赤坂であり続ける勇気」があるだろうか? 社会を変えるために立候補するという決断ができるだろうか?
マック赤坂は、たった一人で戦い続けた「勇気ありすぎる男」である。この「引退宣言」がいつか「撤回」されることを願いつつ、暫定永久保存版の引退インタビューをお届けする。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●「ビッグマック!」と呼ばれていたロス時代
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
この記事の続きを読む
ポイントで購入して読む
※ご購入後のキャンセルはできません。 支払い時期と提供時期はこちら
- ログインしてください
購入に関するご注意
- ニコニコの動作環境を満たした端末でご視聴ください。
- ニコニコチャンネル利用規約に同意の上ご購入ください。