先日、大学生が中心となったシンポジウムに参加させてもらい、彼らと話す機会があった。また、ぼくが所属する事務所には、アルバイトの若者たちが多数出入りしている。あるいは、ぼくが講師として教えているお笑い養成所の生徒たちも、ほとんどが20代の若者だ。それらのことがあって、ぼくは若者と接する機会が多い。 そんな中で、最近の若者を見ていて思うのは、彼らの能力が一様ではない――ということだ。非常にまだらなのだ。すごく優秀な若者もいれば、すごく能力の低い若者もいる。現代の格差社会を反映してか、彼らの能力格差も大きく広がっている印象だ。 そこで、そうした若者たちを観察して、彼らが能力別にどういうタイプに分類されるのか、考えてみた。男女それぞれ、「優秀」「普通」「能力が低い」と計6つに分類し、それぞれの特徴を書き出した。