ハックルベリーに会いに行く
これからどう生きたらいいのか?:第3回(1,867字)
これからどう生きたらいいのか?
まずは、「これからどう教育を受けたらいいのか?」について見ていく。
これから、どう教育を受けたらいいのか?
それを見る前に、先に現状を確認しておきたい。
日本の教育の基本形は、明治時代にできた。学校の制度や、教室のスタイルや、教科書や文科省のあり方、先生という立場なども、明治時代に定まった。今からだいたい一三〇年前のことである。
この教育が、とてつもない効果をもたらした。日本を一気に教育先進国へと押し上げた。つまり、大成功したのだ。
そのこともあって、教育制度はその後も長く続くことになる。驚くことに、今(二〇一八年)に至るまでほとんど変わっていない。学校の制度も、教室のスタイルも、教科書や文科省のあり方、あるいは先生という立場も、ほとんど変わっていない。何度かマイナーチェンジしただけだ。
しかしそのおかげで、日本は今、教育について世界から後れ
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