知性とは何だろうか?
人間はつまるところ「生き残るため」に生きている。生き残ることが全ての行動に優先される。変な言い方だが、「死ぬこと」も生き残ることの一環だ。これは話がややこしくなるから今回は置いておくが、人間にとって知性とは、より生き残る可能性が高くなることである。人間は生き残るために知性を高めた。

では、「生き残る」とは何か?
それは環境に適応することだ。人間にとって最大の敵は環境の変化だ。そして環境は頻繁に変化する。だから、適応力が高くないと人は死ぬ。人は、環境に適応するために知性を伸ばした。

つまり、知性が高い人間ほど変化に適応できる。
では、「変化に適応する」とは何か?
それには、いくつかの段階がある。

第一に、変化に気づくこと。変化に気づかないと、適応のしようがない。

第二に、変化の本質を見抜く。これ重要だ。なぜなら、変化に気づいたとしても、それがどのような変化か見抜けなけれ