ハックルベリーに会いに行く
なぜ勉強するのか?:その28(1,884字)
言語というのは、なかなかに奥が深いものです。そもそもは人間同士のコミュニケーションのために生まれましたが、そこから発展して例えば数式を表すようになりました。これも一つの言語です。
そこからさらに発展して化学式も表すようになったり、さらにコンピューターの時代になるとプログラムを表すようにもなったりもしたのです。プログラムは、日本語だと「機械語」などと訳されます。
こうして進化した言語は、総称して「記号」などとも呼ばれています。その意味で、言語は記号の一種です。事象や概念を記号に置き換える行為こそ、言葉を作る行為というものなのです。
そのため、20世紀にはそうした言語のあり方を総合的に学ぶ「記号論」が流行したりもしました。
さて、ここで本来の言語というものに立ち返ると、はじめは脳をトレースして曖昧な表現から始まったものの、そこから発展して厳密なものを表現する必要性も生じてきました。
そうしたと
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