岩崎夏海さん のコメント
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商取引というのは、簡単なようで難しい。
これからの時代は自分の好きなことを仕事にしていかなければならないが、そこには一つ、小さくない障壁がある。
その障壁とは、人は他人が好きでしていることにはお金を支払いたくないという「心理」である。
その心理が如実に出る職業に「歌手」がある。
多くの人は、歌を歌うことが好きだ。歌を歌うと気持ちいい。
だから、「カラオケ」というビジネスが成立する。ほとんどの人は、お金を支払ってでも歌を歌いたい。なぜなら、歌を歌うことは気持ちいいからだ。
その意味で、歌手というのは夢のような職業だ。普通はお金を支払ってでもしたい「歌を歌う」という行為をすることでお金をもらえるのである。しかも、満座の観衆から拍手喝采をもらうというおまけつきだ。これほど夢のようなことはない。
だから、歌手を志望する人が多いのは大いに頷けることだ。むしろ、若者が歌手を目指さない方が不思議である。
『もしドラ』作者の岩崎夏海です。このブロマガでは、主に社会の考察や、出版をはじめとするエンターテインメントビジネスについて書いています。写真は2018年に生まれた長女です。
興味深い意見ですね。図書館も然りですが本文にも書いたようにレガシーなビジネスには行動心理学のヒントがごろごろ転がっているんですよね。これを利用しない手はないと思います。個人的には喫茶店の行動心理学に興味がありますね。
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