ハックルベリーに会いに行く
ピエール瀧の悩みとピエール瀧的な価値観の終わり(1,797字)
ピエール瀧が逮捕されて、ぼく自身いろいろ思うところがあった。というのも、ぼく自身は、ピエール瀧をよしとする風潮があまり好きではなかったからだ。そのため、今回の逮捕は「ピエール瀧的な価値観の終わり」と読み解いた。今日は、そのことについて書いてみたい。
ぼくは、ピエール瀧自体に興味はなかったが、ピエール瀧を好きという人は嫌いだった。なぜなら、ピエール瀧を好きな人はほとんどが自分に能力がなく、またそのことを本当は悔しいと思っているくせに、見て見ぬ振りをしてごまかしている、自分に嘘をついているタイプだったからだ。そういう人にとって、ピエール瀧は憧れだった。自分は能力がある人に嫉妬してしまうが、能力がある人(石野卓球)に全く嫉妬をしないピエール瀧みたいな生き方がしたい――というわけである。自分のねじ曲がった願望をピエール瀧に仮託していたのだ。
ピエール瀧は、能力がなくても気持ち良く生きていけることを
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