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you-meさん のコメント

最後の写真の木々がコケのようにも見えますね。
人間は、脳でフラクタルな世界の一部を切り取って翻訳することと、感覚器で世界全体をリアルタイムで解釈することが、同時にできるという意味で優秀な気がします。
No.1
141ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
屋久島は、今日は「雨」だった。 昨日、「名物の雨に恵まれないのは不運」などと書いたら、ちゃんと降ってくれた。 この日は、屋久島を車で一周した。 屋久島は、上から見るとほぼ円形をしている。その円周上に道が走っていて、真ん中は山がこんもりと盛り上がっており、まるでマンガに出てくるような島になっているなのだ。 だから、道がとても分かりやすい。ナビがなくても、迷うということはないだろう。 ただ、この連載の最初の回に、「一周ノンストップで1時間くらいかかる」と書いたが、今日走ってみたら2時間かかった。ネットで調べてみると、一周の距離は約100キロとのことだった。平均時速50キロで走っていれば、だいたい2時間の距離だ。 記憶では、「屋久島を一周するのには、確かキリのいい数字だったはず」というのがあった。だから、てっきり1時間かと思っていたら、それは時間ではなく距離の方だった。人間の脳というのは、かくも不確かなものであるというのを、今回あらためて感じさせられた。 車は、その周回道路を反時計回りに向かわせた。まず、島の東側の海岸を北上して、そこから北側の道路に入る。走っていて思い出したのだが、屋久島で一番栄えているのは、この北側の方である。おそらく、鹿児島に近いため、港町が発展したのだろう。 これに比べると、南側の方は太陽が当たって気持ち良さそうなのだが、大きな集落はない。島で一番大きなホテルがあったり、海中温泉があったりして、観光施設こそあるものの、他の用途がないためか、町としての発展はしていないのだ。 町中には、南国らしく鮮やかな色の花が咲いていた。  
ハックルベリーに会いに行く
『もしドラ』作者の岩崎夏海です。このブロマガでは、主に社会の考察や、出版をはじめとするエンターテインメントビジネスについて書いています。写真は2018年に生まれた長女です。