岩崎夏海さん のコメント
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ここからは、「すぐれたアイデアの生み出し方」について、具体的に見ていきたい。
ここまで見てきたように、まずは審美眼を鍛え、不必要なものを捨てる。このとき、思い切ってばっさりと、いっそ不安になるくらい多くのものを捨てる。
すると、そこで得られる「視点」がある。それは、「足りない」という視点だ。不安だったり、不満足だったり、そういう状態を味わえる。
これは、おなかがすいている状態と似ている。おなかがすいていると、食べたいものをイメージしやすい。また、何を食べても美味しく感じる。
しかしおなかがいっぱいのときには、「食べたいものは?」と聞かれてもなかなかイメージしづらいし、実際に食べても美味しくない。
それと同じで、物が満ち足りている状態だと、なかなかすぐれたアイデアは生まれてこない。むしろ何かが足りなかったり、それによって不便だったりする状態のときにこそ、すぐれたアイデアは生まれてくる。
それ
『もしドラ』作者の岩崎夏海です。このブロマガでは、主に社会の考察や、出版をはじめとするエンターテインメントビジネスについて書いています。写真は2018年に生まれた長女です。
ありがとうございます!
申し訳ありません。
訂正しておきます。
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