ハックルベリーに会いに行く
きみは一人でも生きていける:第7回(1,961字)
以上が、多くの子供たちがモラハラに苦しんでいることの理由である。そして、きみがモラハラに苦しんでいることの理由だ。この世界に生きづらさを感じ、居場所を見つけられないことの理由である。
だから、この世界を生きやすくし、居場所を見つけるためには、まずモラハラを打ち破らなければならない。モラハラを倒さなければならない。教師や親の教育は間違っていたのだと認識して、それをはっきりと否定しなければならない。
実は、ここのところがちょっと難しいのだ。きみは、子供の頃からずっとモラハラを受けてきた。モラルによる正しさを押しつけられ続けてきた。だから、「生きづらいな」とは思いながらも、それにすっかりならされてしまった。
おかげで今では、モラルを押しつけられても平気などころか、むしろそれを押しつけられていないと不安を感じるようになっているかもしれない。そうして、自由に生きている人を見ると逆に不安に感じ
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