ハックルベリーに会いに行く
電通の本当の怖ろしさ(1,907字)
『100日後に死ぬワニ』が、配信後に「電通が仕組んだステルスマーケティングだ」と炎上している。そして、コンテンツや作者のイメージがかなり毀損された。今回は、ここから読み取れることを書いてみたい。
まず、今、多くの人が電通に相当強いアレルギーを持っているということが分かった。まるで日本における悪の枢軸だ。
なぜここまで嫌われるのかといえば、それは「既得権益の総本山」のように映るからだろう。また、あまり表に出てこないところから「闇の権力」のように見られているところもある。アメリカでいえば「CIA」のような、一応表立ってはいるけれども、日本を裏から動かしている謎の組織のようにとらえられているからである。
さらに、広告やマーケティングを生業としているところから、「世間(世論)を操作している」という印象も持たれている。その力を利用して、マスコミはもちろん国家の中枢にまで進出し、政権を裏から操ったり、
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