岩崎夏海さん のコメント
このコメントは以下の記事についています
今回は、コロナに対して我々はどう対処したらいいのか?――ということについて考えてみたい。
まずぼくは、とにかく「情報を集める」ということに主眼を置いている。なぜなら、情報は武器だからだ。コロナと「戦っている」というわけではないが、「対処する」には情報が欠かせない。そして情報は、正確であればあるほどいい。また正確な情報であれば、多ければ多いほどいい。それらを集めて、対処の精度をぎりぎりまで煮詰めていく。
こういうときに、よく「備えあれば憂いなし」などといって、とにかく極端なまでに防御した方が安全だ――と言う人もいるが、それは大きな誤りである。「過ぎたるは及ばざるがごとし」で、防御のしすぎは良くない。何事もバランス、中庸が大切だ。だから、余計な防御はせず、必要なだけするのがいい。
そんなときに、剣術の「見切る」という考え方が役に立つ。江戸時代の剣術では、相手と距離を取り過ぎるとこちらも切り込め
『もしドラ』作者の岩崎夏海です。このブロマガでは、主に社会の考察や、出版をはじめとするエンターテインメントビジネスについて書いています。写真は2018年に生まれた長女です。
仰るように肉を切らせて骨を断つでしたね。しかしながら、やはり肉を切らせてはまずいのではと普段から考えていたので、いつしかぼくの頭の中でこの言葉に変換されていました。折角なのでこのままにしておきます。
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