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岩崎夏海さん のコメント

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岩崎夏海
>>1
今のところ予定はありません。電子書籍を出したいところではありますけどね。
No.2
56ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
先日、『カラマーゾフの兄弟』を読んだ。この作品は、カラマーゾフ家の三兄弟が不幸な目に遭う――という内容なのだが、理由の一つとして「子供の頃の教育が悪かった」ということが描かれている。どう悪かったかというと、親の愛がなかったのだ。 カラマーゾフの父親は、子供に対する愛がほとんど欠落している。途中、父親は何者かに殺されるのだが、「誰が殺したのか?」ということについて、実際的な意味(つまり実行犯は誰か?)と同時に、観念的な意味(つまり、なぜこうした状況に陥ったのか?)ということを探っていくのが、この作品のテーマとなっている。 そして、その後者――観念的な意味での犯人は、当時のロシアの「親のあり方」である。子供への接し方だ。 この作品には、虐待者としての親と、被害者としての子供とがくり返し描かれる。子供の聖性と、それを虐待する親のむごたらしさに焦点が当たっている。 ドストエフスキーは、なぜそんなテ
ハックルベリーに会いに行く
『もしドラ』作者の岩崎夏海です。このブロマガでは、主に社会の考察や、出版をはじめとするエンターテインメントビジネスについて書いています。写真は2018年に生まれた長女です。