閉じる
閉じる
×
脳には大きく3つのカテゴリーがある。旧皮質、辺縁系、新皮質だ。それぞれ、生理、感情、思考に訴えかける。
生理的な喜びは、シンプルな気持ち良さ、だ。例えば「銃を撃つ」のは生理的快感そのものである。
感情的な喜びは、喜怒哀楽だ。特に、人は人や動物との触れあいにおいて、感情を動かされる。
思考の喜びは、頭が高速で回転することだ。難しい問題を解くとき、脳内麻薬が出る。映像を見たり、会話を交わしたりするのも思考の喜びといえよう。
ゲームに限らず、エンタメはどれもこの3つの部分に訴える。特に、エンタメの王様ともいえる映画がそうだ。
ところで、映画はなぜこれほど人間にとって巨大な存在なのか?
それは、おそらく「懐かしさ」を呼び覚ますからである。
なぜ懐かしさを呼び覚ますかといえば、映画は夢を疑似体験させてくれるからだ。夢を思い出させてくれる。そして夢は、あらゆる意味で懐かしい。だから、人は映画を見ている
この記事は有料です。記事を購読すると、続きをお読みいただけます。
入会して購読
この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。