岩崎夏海さん のコメント
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映画には懐かしさがある。
ではゲームはどうか?
今、ゲームで主流なのは「箱庭系」である。あるいは自分で箱庭を作るものだ。リアルタイムシミュレーションも人気である。
例えばFPSというゲームがある。内容は単純なドンパチだが、オンラインでプレーすると複雑なチーム戦となる。
そうなると、ドンパチの生理的快感に加え、チーム戦の感情的快感や、戦略の思考的快感も得られるようになる。つまり、3つの快感が同時に得られる。こうなるともう人は、この魅力から逃れられない。
リアルタイムシミュレーションも同じである。『リーグオブレジェンド』というゲームが人気なのだが、やはりドンパチの生理、チーム戦の感情、戦略の思考のいずれの快感にも紐付いている。
しかしながら、こうして概観してみるとゲームにはあまり「懐かしさ」が紐付いていないことが分かる。
まず箱庭系ゲームだが、これはもともと精神医学の「箱庭療法」と深い関係性が
『もしドラ』作者の岩崎夏海です。このブロマガでは、主に社会の考察や、出版をはじめとするエンターテインメントビジネスについて書いています。写真は2018年に生まれた長女です。
実はGTAもかなり映画に寄せてきているので合いの子的ではありますね。ロックスターは新しい分野を切り開こうとしているのかもしれません。
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