ハックルベリーに会いに行く
プロ野球界で生き残るには(1,750字)
ぼくは若いときに放送作家としてプロ野球のテレビ番組に携わっていたから、プロ野球選手はそれなりに見てきた。何人もの選手と間近で会い、話す機会を持つこともできた。
そうした中で分かったのは、彼らが驚くほど「幼稚」ということだ。驚くほどものを知らない。野球の腕前こそプロなのだろうが、生きることについてはプロとはいいがたい。むしろ、大学生並みの考えしか持ち合わせていない場合が多いのである。
ぼくは今でもプロ野球が好きで、高木豊氏や片岡篤史氏のYouTubeチャンネルをよく見ている。彼らの野球についての裏話はとても面白いのだが、それが人生論や処世術、あるいはビジネスの話になると、とたんに幼稚になって聞いていられなくなる。特に「プロフェッショナル」ということについての理解や認識が浅すぎる。
例えば、野球で大成するためには「コーチや監督との相性がだいじ」などとよく言われる。しかし本当に成功したかったら、
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