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情報リテラシーの身につけ方について考えているうちに、思わぬ形でコークのCMに辿り着いた。あらためてこのCMを見てみると、これは「情報リテラシーのあるなし」を見分けるための、よくできた「リトマス試験紙」になっていることが分かる。
というのも、このCMに「胡散臭さ」や「嘘くささ」を感じる人は一定数いると思うのだが、その人たちはむしろ「情報リテラシーがない」といえるからである。このCMを素直に美しいと感じたり、あるいは逆に一周回って美しいと感じたりする人たちこそ、情報リテラシーがあるといえよう。おかげで、嘘の情報に惑わされる可能性も少なくなる。
このCMは、確かに嘘である。しかし嘘にも二種類あって、「人を貶めようとする嘘」と、「人を喜ばそうとする嘘」がある。これを上手に見分けられるのが情報リテラシーのある人で、見分けることもなくどちらも嘘だからと忌避する人は、情報リテラシーがないといえる。
なぜ
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