岩崎夏海さん のコメント
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情報リテラシーを身につけるには、失敗を活かすようにしなければならない。
そのためには、子供のようないい加減さが必要なのだが、それを担保してくれるのが「言い訳力」である。言い訳の上手い人ほど、子供のようないい加減さが保たれ、それによって失敗が可能になり、情報リテラシーを高いレベルで維持できるのだ。
では、言い訳はどのようにすれば上手くなるのか?
基本は「話をそらす」ことだが、しかしたいていの人はこの概念自体は知っている。そのため、言い訳をするとき誰もがとりあえずは話をそらそうとするのだが、しかしほとんどの人はそらし方が下手なため、かえって相手の怒りを買う。典型的なのが、いたずらをして怒られたとき、「だって○○ちゃんもしていたから」というものだ。
この「そらし方」の何がいけないかというと、「予測が可能」ということである。「想定内」なのだ。おかげで、相手も返答をあらかじめ用意できるので、言い訳と
『もしドラ』作者の岩崎夏海です。このブロマガでは、主に社会の考察や、出版をはじめとするエンターテインメントビジネスについて書いています。写真は2018年に生まれた長女です。
その方法だとかなり磨かれそうですね。
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