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情報リテラシーを身につけるには、失敗を活かすようにしなければならない。
そのためには、子供のようないい加減さが必要なのだが、それを担保してくれるのが「言い訳力」である。言い訳の上手い人ほど、子供のようないい加減さが保たれ、それによって失敗が可能になり、情報リテラシーを高いレベルで維持できるのだ。
では、言い訳はどのようにすれば上手くなるのか?
基本は「話をそらす」ことだが、しかしたいていの人はこの概念自体は知っている。そのため、言い訳をするとき誰もがとりあえずは話をそらそうとするのだが、しかしほとんどの人はそらし方が下手なため、かえって相手の怒りを買う。典型的なのが、いたずらをして怒られたとき、「だって○○ちゃんもしていたから」というものだ。
この「そらし方」の何がいけないかというと、「予測が可能」ということである。「想定内」なのだ。おかげで、相手も返答をあらかじめ用意できるので、言い訳と
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コメント
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結局自分は常に正しいと思っていた方が情報の取捨選択能力や審美眼は良くなると思う。でも実際完璧などまず無理なので、そこで言い訳することが必要になってくると思う
岩崎夏海(著者)
>>1
その方法だとかなり磨かれそうですね。