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岩崎夏海さん のコメント

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岩崎夏海
>>1
いい質問ですね。ぼくも彼にはしばしば注目していたのですが、一つ致命的とは言わないまでも、弱点があると思います。それは「未来を予測するのが下手」ということです。ただ、これは無意識かもしれません。というのも、彼は現状否定がとても上手い。上手くいっていないところを見抜くことについてはセンスがあるのですが、「ではどうすればいいか?」ということについては、実は本気で考えていないと思います。それよりも、大衆にも分かるように、受けを狙っているのです。そのため、たいてい外していると言っていいでしょう。ただ、彼の場合は職業柄、仕方ないのかもしれません。おそらく、本気で当てに行ったら、ぼくみたいに理解してくれない人がほとんどになるので、彼の職業は成り立たないでしょう。その意味で、オリンピック延期も、的を外していると思います。理由は、人々はもうこれ以上「待つ」ということに耐えられなからです。今人々が思っているのは「早くオリンピックが終わらないかな」です。ですので、今やるのが正解だと思います。
No.2
40ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
今、オリンピックに反対している人がいるけれども、これは相当にまずいと思う。というのも、オリンピックを楽しみにしている人も多いのだが、そういう人はたいてい目に見えない、声を上げにくい弱者なのだ。そういう弱者がささやかな楽しみとしてオリンピックの観戦を心待ちにしていた。日本人の活躍に勇気をもらおうとしていた。そういう人たちに冷水を浴びせかけているのが、オリンピック反対論者なのだ。 『もしドラ』がヒットした2010年に『甲子園だけが高校野球ではない』という本を出すことになって、そのキャンペーンで甲子園大会が開かれている最中の甲子園球場へ行き、甲子園の前のスーパーの催事場で、中継番組のテーマ曲を歌っている西浦達雄さんと販促イベントをさせていただいた。そのとき、西浦さんがしみじみと仰っていたことが、とても印象に残っている。 西浦さんは、毎年そこで歌を歌われているのだが、障害者の子たちがよく通るのだそ
ハックルベリーに会いに行く
『もしドラ』作者の岩崎夏海です。このブロマガでは、主に社会の考察や、出版をはじめとするエンターテインメントビジネスについて書いています。写真は2018年に生まれた長女です。