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ゲストさん のコメント

とても面白い展開で、色々なことを考えながら何度も読み返しました。シリーズの続きがすごく楽しみです。「生死について深く考えないようにするために深く考える」ための取っ掛かりとして、ハックルさんおすすめの一冊があればぜひ教えて下さい。
No.2
39ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
生きるとは何か? その答えはいくつもあるだろうが、まず筆頭に挙げたいのは、「当たり前ではない」ということだ。きわめて「希(まれ)」である。一種の奇跡と言っていい。 しかしながら、それは確率論的に奇跡という訳ではない。人間にとって、生きるということは必ずしも選択的なものではない。ある種の運命的なもので、避けられない。我々は、既に気づいたときには生きている。だから、それは誰にとっても所与のものであり、前提となっている。 それゆえ、生きるとは「当たり前」でもある。我々は、気づいたときには生きているが、そもそも生きていないと気づけないので、生きているのは当たり前と思う傾向が強い。 それでも、生きている人にとっては誰にとっても未来の話ではあるが、死ぬという運命が待っている。そうなる可能性が、避けようがなく高い。 そういう中で考えると、「生きるとは当たり前ではない」という価値観には、比較的容易に到達す
ハックルベリーに会いに行く
『もしドラ』作者の岩崎夏海です。このブロマガでは、主に社会の考察や、出版をはじめとするエンターテインメントビジネスについて書いています。写真は2018年に生まれた長女です。