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大学時代の京都研修旅行では、茶室にも行った。残念ながらどこの茶室かは全く覚えていないのだが、利休が作った茶室に行く予定だったのが、先方の都合で行けなくなり、他の茶室に行ったと記憶している。
ただ、そこへ行けて良かった。というのも、そこは庭が立派だったからだ。茶室の庭のことを「茶庭」という。また「露地」ともいう。
ぼくが行ったところではないが、ここで紹介されている露地は理想的なものだ。
京都研修旅行に行ったとき、ぼくは茶室そのものにはそれほどの魅力を感じなかったが、しかし露地には強烈な魅力を感じた。たった一回で魅せられた。
魅力を感じた理由はいくつかあるが、まずは「飛び石」が面白いと思った。
「飛び石」とは、土に点々と石を埋めることで、そこを道とする意匠である。面白いことに、土に点々と石を埋めるだけで、そこに道ができるのだ。
これは「道とは何か?」という哲学的な
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コメント
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1Q84で主人公の天吾が街から離れて山奥に人を訪ねていく場面があるんですけど、その道の経過の描写がすごく面白いんですよね。道ってたしかに面白い