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岩崎夏海さん のコメント

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岩崎夏海
>>1
初期の日本庭園は奥行きをだいじにしながらも見るポイントを決まっているので、絵画風ともいえますが、ジオラマ風、あるいは箱庭風というのがより近いと思います。
No.2
13ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
まず、「蓬莱式庭園」と「縮景式庭園」について見ていく。 「蓬莱式庭園」というのは、文字通り「蓬莱」を中心に据えた庭のことだ。「蓬莱」とは「蓬莱山」のことで、「不老不死の仙人が住む」とされている。中国の想像上の山のことだ。 そして、それを信仰することを「蓬莱神仙思想」という。この思想は、「長寿」を願い、それを至上の価値とする考え方だ。そのため、長寿の象徴である鶴や亀をモチーフにすることも多い。 蓬莱山のビジュアルは、中国の水墨画によく見られるような、崖が切り立った岩のような山である。従って、蓬莱式庭園のビジュアルも、水墨画を模して、切り立った岩で表現することが多い。それを池の中や、あるいは陸地の一番高いところにそり立たせるのである。すると、そこがまるで不老長寿の世界のように見える、という仕組みだ。 また、周囲には鶴や亀などを、これも岩や植栽で表現して配置する。そうやってこれでもかというくらい
ハックルベリーに会いに行く
『もしドラ』作者の岩崎夏海です。このブロマガでは、主に社会の考察や、出版をはじめとするエンターテインメントビジネスについて書いています。写真は2018年に生まれた長女です。