記事へ戻る K2ndさん のコメント K2nd 私も20代までは、「何かを成し遂げるためには学ばなければならい」と思っていたくちですが、30代からは人間=知的生命体の宿命として「学ぶためには何かを成し遂げなければならない」と思うようになり、目的と手段が入れ替わりました。 (価値観は人それぞれで、知的生命体であったとしても、あえて思考停止したいと思う人も世の中大勢いますw) 利己と利他については、自立できていない人が本当の意味で他人を助けることができないのと同じように、利己なくして利他はなし…と思います。 矛盾についてのお話ですが、岩崎さんの文章表現だと「矛盾」というより「作用と反作用」の説明なんじゃないかなぁと思えてしまいます。 例.矛盾=「どんな盾も突き通す矛」と「どんな矛も防ぐ盾」=論理の世界では同時に存在できないもの。 青鬼に対する評価は、どの視点で捉えるかという話でしかなく、論理的な矛盾は一切ないです。彼のとった行動が好きかどうか、Aの視点から見れば利己的で、Bの視点からみれば利他的で…、とただそれだけではないでしょうか。 今後の社会では、サンデル教授の言う三価値のバランスがより重要になってくるように思います。 【三価値とは】 ・最大多数の最大幸福(功利主義) ・自由と権利(少数派も尊重) ・美徳の追求(個人の損得を超えた理想の共同体) 人間は大きくこの3つの価値の間で、時代、環境、技術などなど、常に移り変わる状況に応じてベストバランスを探し続ける生物らしい… 教壇に立ち続けたドラッカーも凄いとは思うのですが、世界中の多くの人が日常的に使うプロダクツを生み出した企業の創業者たち、その中でも一世代で超一流の世界企業を興した本田宗一郎、盛田昭夫、スティーブ・ジョブスらが僕はもっと好きです。 No.5 145ヶ月前 Post このコメントは以下の記事についています 今こそ「泣いた赤鬼」を読むべき理由(2,494字) ハックルベリーに会いに行く 『もしドラ』作者の岩崎夏海です。このブロマガでは、主に社会の考察や、出版をはじめとするエンターテインメントビジネスについて書いています。写真は2018年に生まれた長女です。 » このブロマガへ
K2nd 私も20代までは、「何かを成し遂げるためには学ばなければならい」と思っていたくちですが、30代からは人間=知的生命体の宿命として「学ぶためには何かを成し遂げなければならない」と思うようになり、目的と手段が入れ替わりました。 (価値観は人それぞれで、知的生命体であったとしても、あえて思考停止したいと思う人も世の中大勢いますw) 利己と利他については、自立できていない人が本当の意味で他人を助けることができないのと同じように、利己なくして利他はなし…と思います。 矛盾についてのお話ですが、岩崎さんの文章表現だと「矛盾」というより「作用と反作用」の説明なんじゃないかなぁと思えてしまいます。 例.矛盾=「どんな盾も突き通す矛」と「どんな矛も防ぐ盾」=論理の世界では同時に存在できないもの。 青鬼に対する評価は、どの視点で捉えるかという話でしかなく、論理的な矛盾は一切ないです。彼のとった行動が好きかどうか、Aの視点から見れば利己的で、Bの視点からみれば利他的で…、とただそれだけではないでしょうか。 今後の社会では、サンデル教授の言う三価値のバランスがより重要になってくるように思います。 【三価値とは】 ・最大多数の最大幸福(功利主義) ・自由と権利(少数派も尊重) ・美徳の追求(個人の損得を超えた理想の共同体) 人間は大きくこの3つの価値の間で、時代、環境、技術などなど、常に移り変わる状況に応じてベストバランスを探し続ける生物らしい… 教壇に立ち続けたドラッカーも凄いとは思うのですが、世界中の多くの人が日常的に使うプロダクツを生み出した企業の創業者たち、その中でも一世代で超一流の世界企業を興した本田宗一郎、盛田昭夫、スティーブ・ジョブスらが僕はもっと好きです。 No.5 145ヶ月前 Post このコメントは以下の記事についています 今こそ「泣いた赤鬼」を読むべき理由(2,494字) ハックルベリーに会いに行く 『もしドラ』作者の岩崎夏海です。このブロマガでは、主に社会の考察や、出版をはじめとするエンターテインメントビジネスについて書いています。写真は2018年に生まれた長女です。 » このブロマガへ
(価値観は人それぞれで、知的生命体であったとしても、あえて思考停止したいと思う人も世の中大勢いますw)
利己と利他については、自立できていない人が本当の意味で他人を助けることができないのと同じように、利己なくして利他はなし…と思います。
矛盾についてのお話ですが、岩崎さんの文章表現だと「矛盾」というより「作用と反作用」の説明なんじゃないかなぁと思えてしまいます。
例.矛盾=「どんな盾も突き通す矛」と「どんな矛も防ぐ盾」=論理の世界では同時に存在できないもの。
青鬼に対する評価は、どの視点で捉えるかという話でしかなく、論理的な矛盾は一切ないです。彼のとった行動が好きかどうか、Aの視点から見れば利己的で、Bの視点からみれば利他的で…、とただそれだけではないでしょうか。
今後の社会では、サンデル教授の言う三価値のバランスがより重要になってくるように思います。
【三価値とは】
・最大多数の最大幸福(功利主義)
・自由と権利(少数派も尊重)
・美徳の追求(個人の損得を超えた理想の共同体)
人間は大きくこの3つの価値の間で、時代、環境、技術などなど、常に移り変わる状況に応じてベストバランスを探し続ける生物らしい…
教壇に立ち続けたドラッカーも凄いとは思うのですが、世界中の多くの人が日常的に使うプロダクツを生み出した企業の創業者たち、その中でも一世代で超一流の世界企業を興した本田宗一郎、盛田昭夫、スティーブ・ジョブスらが僕はもっと好きです。
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