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こんにちは。いつも興味深く読ませていただいております。
実は最近自分も似たような事を考えていたのですが、
Apple社の故スティーブ・ジョブズなんかは利己的かつ利他的の代表例なのではと思います。
利己的というのは、製品開発に関しての逸話--開発中のiPodを水槽に放り込み、泡が出てるのを見てまだまだ隙間があるなと言った--や、彼のプレゼン中の言葉「(この製品は)かっこいいだろう?」に表れていると思います。
利他的というのは、彼の開発したiPodやiPhoneはといった製品が、世界中で使われているという点に表れているとおもいます。
微妙にまとまらず申し訳ないのですが…
最近思ったことの結論としては、利己的でなくして利他的にはなれないのではないか
というところです。
>>1
コメントありがとうございます!
まさにその通りですね。ジョブズも利己的であり利他的という矛盾の権化のような存在でした。
ぼくはこういうさまざまな局面に顔を出す「金太郎飴」が好きなんです。なぜなら「金太郎飴」こそが、この世界の本質へと通じる秘密の抜け穴だと思っているからです。
本日もとても興味深いお話、ありがとうございます。
冒頭のドラッカーさんの「学びに対する姿勢」の話は、まさに今のハックルさんが体現されていることではないかと思いました。
「泣いた赤鬼」に関しては、小学校の頃に読んだことがあるかも知れませんが、今度改めて読み直そうと思います。
ハックルさんは「本質的な生き方、つまり利他的であり利己的であることが、これからの社会を生きていく上で必要」とおっしゃっていますが、それはつまり「自分の中の利他的な部分と利己的な部分に対して、どれほど自覚しているかが必要」ということではないでしょうか。
青鬼にも赤鬼にも利他的・利己的な部分はありますが、自分のそういった感情を自覚していたのが青鬼であり、無自覚であったのが赤鬼ではないかと思います。
結局は、人間誰しも利他的・利己的という相反する部分があるけれど、そこをどう自覚して折り合いを付けていくかというのが重要なのではないでしょうか。
本日のハックルテレビ、とても楽しみです。タイムシフトではありますが、毎週欠かさず視聴しております。
先週の放送は、その日のブロマガの内容とリンクしていて、すごく分かり易かったです。本日の放送でも、今日のブロマガに対する解説などを聞けると嬉しいです。
あとは、先日もコメントでお聞きしましたが、好きな本屋の話やその理由などを語って頂きたいです。東急本店のジュンク堂には一昨日行ってきました。とても広く、丸一日いても飽きない気がします。
長文失礼しました。
放送楽しみにしております。
>>3
コメントありがとうございます。
ぼくもぼくの利己的なところはそれが同時に利他的である場合にはむしろ積極的に認めて推し進めようとしています。
仰るように、何が利己的で何が利他的かをとらえることはとても重要ですね。赤鬼的な生き方は、これから要所要所で難しくなるのかなとも思います。赤鬼が完全に排除された世界というのは現実味がないですが、青鬼の需要が増すことだけは間違いないと思います。
私も20代までは、「何かを成し遂げるためには学ばなければならい」と思っていたくちですが、30代からは人間=知的生命体の宿命として「学ぶためには何かを成し遂げなければならない」と思うようになり、目的と手段が入れ替わりました。
(価値観は人それぞれで、知的生命体であったとしても、あえて思考停止したいと思う人も世の中大勢いますw)
利己と利他については、自立できていない人が本当の意味で他人を助けることができないのと同じように、利己なくして利他はなし…と思います。
矛盾についてのお話ですが、岩崎さんの文章表現だと「矛盾」というより「作用と反作用」の説明なんじゃないかなぁと思えてしまいます。
例.矛盾=「どんな盾も突き通す矛」と「どんな矛も防ぐ盾」=論理の世界では同時に存在できないもの。
青鬼に対する評価は、どの視点で捉えるかという話でしかなく、論理的な矛盾は一切ないです。彼のとった行動が好きかどうか、Aの視点から見れば利己的で、Bの視点からみれば利他的で…、とただそれだけではないでしょうか。
今後の社会では、サンデル教授の言う三価値のバランスがより重要になってくるように思います。
【三価値とは】
・最大多数の最大幸福(功利主義)
・自由と権利(少数派も尊重)
・美徳の追求(個人の損得を超えた理想の共同体)
人間は大きくこの3つの価値の間で、時代、環境、技術などなど、常に移り変わる状況に応じてベストバランスを探し続ける生物らしい…
教壇に立ち続けたドラッカーも凄いとは思うのですが、世界中の多くの人が日常的に使うプロダクツを生み出した企業の創業者たち、その中でも一世代で超一流の世界企業を興した本田宗一郎、盛田昭夫、スティーブ・ジョブスらが僕はもっと好きです。
今回も面白い記事ありがとうございます。
ハックルさんが青鬼くんは
得したみたいに
書いていたのですが、
僕が青鬼くんの立場ならと考えたら
ハイリスクローリターンで
これ本当に美味しかったかどうか
すごい微妙だったんですけど(笑)
『泣いた赤鬼』から
複雑社会に生きるヒントで
他人を利して自分が得をする方法
というのはちょっと高度すぎたので
僕にもできそうなヒントを
見つけたのでお知らせします。
それは最後の『置き手紙』です。
現代の人達がヘタクソなのは
起承転結の結の部分。
関西でいうオチがつけれない人が
多すぎなんです。
スパッと人間好きの赤鬼くんと
縁を切った、おそらく
人間嫌いの青鬼くんは
けじめの付け方がうまい。
ポイントポイントで
けじめをつける能力こそが
この複雑な社会を生きやすく
するのではないかと思います。
赤鬼くんはけじめのつけ方が
ヘタクソなので、やはり
今はよくても、ずっと人間達と
生きていくのは難しいでしょうね。
ハックルさんの利己的利他的の
話とズレてしまったのですが
『泣いた赤鬼』の僕の感想でした。
>>5
コメントありがとうございます。
この世は突き詰めると混沌としてくるんですよね。成長するために勉強していたのにやがて勉強するために成長するように。
それは入れ子構造、あるいはメビウスの輪のようです。
赤鬼や青鬼もそういう入れ子構造の中にあると思います。それを総称してぼくは矛盾と言っています。
>>6
コメントありがとうございます。
確かに青鬼は切り替えが巧みですよね。
因習に囚われず今を生きていることの現れだと思います。
それを見習いたい、学びたいと思うから、人はこの話に惹かれるのかもしれませんね。
入れ子構造なら納得です。
矛盾と入れ子は概念が異なるものなので、矛盾の意味を拡大して文章を構築すると誤解が生まれやすくなると思います。