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[質問]
誰かの言葉を受け取る時、同じ内容であっても、肉声で聞くのと文章で読むのとでは、どうしても違ってしまいます。岩崎さんが誰かの言葉を聞いたり読んだりするときに、注意している点があれば教えてください。
[回答]
ぼくは、まず人の話しを聞くときは、だいたい目をつぶってその人の声のトーンに意識を向けます。「トーンは口ほどにものを言う」という感じなので。
それと、トーンを聞いていればその人がどういう顔をして話しているかがはっきりと分かります。ですから、その人の目を見るよりずっといいですね。ぼくはだいたい、人の話しを聞くときは、その人の顔を見ないように注意しています。
また読むときは、だいたいその文章の全体像――分量を知ることから始めます。その点、紙の本は一目瞭然ですが、ネットの記事でも、最後までスクロールあるいはページ送りして、どれくらいの分量かをわざわざ確認してから読みます。
なぜかという
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