Yossyさん のコメント
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気がつくと、いつの間にか日本は「人気者社会」になっていた。「人気者」が脚光を浴び、優遇される世の中になったのだ。あるいは、全ての人が「人気者」を目指す時代になった。 そこで今回は、そんな「人気者社会」について考察する。 その1:「人気者社会」とは何か? その2:なぜ「人気者社会」が到来したか? その3:「人気者社会」になってどうなった? その4:「人気者社会」は今後どうなるか? その1:「人気者社会」とは何か? 「人気者社会」とは、全ての人が「人気」というものを身につける必要に迫られる時代だ。 ところで、「人気」とは何か? それは、不特定多数の人から好かれること――である。それも、家族や友人、恋人として好かれるというよりも、タレントとして好かれるのに近い。憧れられたり、見習われたりする状態のことだ。あるいは、なんとなく好意を抱かれる状態だ。 昔は、そういう性質は一部の人が持っていれば良かった。昔は、無愛想だし、嫌われ者でも、その他の能力が高ければ、社会の中で居場所を見つけることができた。 しかし今は、ほとんどの全ての人が「人気」を持たなければいけなくなった。無愛想や嫌われ者だと、社会から爪弾きにされ、生きづらい世の中になったのである。 それを、ここでは「人気者社会」と称する。 その2:なぜ「人気者社会」になったのか なぜ人気者社会になったかといえば、
『もしドラ』作者の岩崎夏海です。このブロマガでは、主に社会の考察や、出版をはじめとするエンターテインメントビジネスについて書いています。写真は2018年に生まれた長女です。
>人気者で無い大多数の人の【日陰者,非リア充】によって社会活動や労働でこの世の中は成り立っています
ってのに同意です。
人気者を人気者にしているのは、何者でもないその他大勢です。重要なのはその他大勢の方で、人気者というのは、その大勢の流れの結果として表れる単なる現象に過ぎないのではないかと。
目に見えない流れが見える形で表れる点で、人気者は指標のようになりますが、そこに実態は無いような。
例えるなら台風の雲です。台風の正体は空気の流れで、渦巻の雲はその結果として表れるのと同じかなーっと。
主体が人気者の方にあるわけでは無いので、初音ミクの様な虚構でも人気者になれますし、もしかすると偶像すら要らないかもです。
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